きくらげというと殆どの方は「あ~ラーメンとか中華料理によく入ってるあのコリコリした食感の・・・」と答えるのではないでしょうか。そのきくらげ、殆どが中国など海外のものって知ってます?私はよくラーメン屋さんにいくんですが、きくらげが入っていると必ず「きくらげ抜きで」と注文します。それはなぜかというと、国産のきくらげの食感を知っているから。いや知ってしまったからといってもいいでしょう。ではどう違いがあるのか?なぜ国産なのか?それをこれから書きたいと思います。
今回きくらげをお送り下さったのは愛知県豊橋市の「エイトファーム」の代表北里海人さんから。若干27歳ながら会社を経営し、今年8月に新規事業できくらげ栽培を開始したばかり。「ホンモノのきくらげを生で食べてもらい、いろんな料理にも使ってもらいたい」という思いで生のきくらげの他、パウダー、旨煮、乾燥きくらげを生産・販売をしています。
きくらげは山の中で自生するものもありますが、ここ近年、きくらげ栽培の専門農家さんが増えてきました。椎茸と同じく菌床栽培が主ですが、定期的な水を与えながら温度を一定に保ち、湿度が80%前後、適度な風通しができる限り保てる場所に限ります。また二酸化炭素の濃度の調節がうまくいかないと育たない性質もありますから、毎日しっかりした管理が必要とさせます。
またきくらげにはビタミン、食物繊維、ミネラル。鉄分、カルシウムが含まれていて無味無臭なのでどんな料理にも合わせられるのも魅力。
ではエイトファームさんの生きくらげ、これから食べてみたいと思います。
食感を確かめたい、簡単に味わえる手段・・・で思いついたのが「ステーキ」。フライパンにごま油を入れ過熱しそこへ生のきくらげを両面焼いていきます。(約2~3分)味付けは塩コショウのみです。
プリプリ&アツアツのきくらげを箸で持ち上げ口に運びガブリッ・・・柔らかいきくらげを噛んでいくと「シャクシャク」ととってもいい気色。ぷりっとした瑞々しい食感と程よい弾力なんですが噛むと「こりっ」としていてなんだか噛めば噛むほど楽しくなります。これなら鍋にも使えそうですから、こりっと食感を囲んだ鍋でみんなで楽しむのもいいかもしれませんね。
パリパリに乾燥したきくらげは長期間保存ができ、水で戻して使います。
軽く洗い、水を入れたボウルに入れ約6時間程度でもどせますが、ぬるま湯に約15~30分
くらいで柔らかくすることもできます。
さてもどしたきくらげ、どう使うのがいいのか?簡単な方法は?保存も効くし・・・
そこで思い立ったのが刻んでカップラーメンに!(これなら誰でも試せます)
やや細切りにし、カップへIN。そこへお湯を注ぎ約3分・・・(ちなみに豚骨ラーメンです)
麺をきくらげを同時に口へすすり込みムシャムシャ・・・ウハッ合うよ、コレ合いますわ!
スープに絡んだ麺の食感、きくらげのコリコリ感がベストマッチ!
硬いきくらげだったら麺の弾力と合わないはずです。きくらげのあのプリプリ感が確かめられ、大好きなラーメンと一緒にが味わえるなんとも幸せな時間でした。
普段ラーメンや中華に入ったきくらげはコリコリしてはいるものの、弾力がないものが多いはずです。ただ単にきくらげを飾り付けのように入れているラーメンもしばしば見受けられますが、まるで食感が違いますし、しかも国産ですから同じ消費をするなら、もうおわかりかと思いますが当然「生産者直送が安心」なのではないでしょうか。次はご自分で確かめてみてほしいですね。
エイトファームさんのきくらげのご注文は買っちゃって王カートから。