「蓮根」
全国に蓮根の産地がいくつかありますが、特に有名なのは茨城県土浦市、
かすみがうら市が全体の約50%を占めます。土浦市の隣の阿見町も蓮根
栽培が盛んな地域。霞ヶ浦周辺の肥えた土地と水温が高い自然条件から
美味しい蓮根が育ち、全国へと販売されています。
今回紹介するHASUBOYAの荒井さんは、生まれ育った阿見町の田んぼを
守りたい!とコネも農具もないところから2022年に蓮根農家になること
を決意。土浦市の蓮根農家さんのもとで修業を重ねながら営農塾へ通い、
農業経営や肥料、農薬、土づくりなど蓮根栽培の基礎を一から学びました。
研修が終わり、自ら田んぼや作業場を探して廻り、やっとの思いで借りる
ことができたのは長く使われず、荒れ果てた田んぼ。気力・体力が続く限
り、手作業で開墾作業を続け、一晩中田んぼで作業をしてこともあったん
だとか。その努力も実り、田んぼを蓮根田と再生し本格的にHASUBOYA
として2023年にスタート。
草を刈り、土を掘り起こし、水を引き込みながら幾度も整地を繰り返し蓮根
畑へ。美味しい蓮根を作る事はもちろん、生まれ育った阿見町の田んぼを、
環境を次世代へとつなぎ残していくことを心に誓い、収獲した蓮根を全国へ
とお送りしています。
さて苦労を重ね、誰の手も借りず自ら懸命に育てたHASUBOYAの蓮根。到
着した箱を開けると採れてそのまま箱詰めしたかがわかります。蓮根の水分
が漏れないようビニールで巻かれ、現れた蓮根は鮮度を保ったまま。まずは
皮を剥き一口サイズにし「生」でかじってみました。すると甘い!ポリポリ
シャキシャキした食感で瑞々しくこれぞ自然の甘み!
よく見かける天ぷらや煮物ですが、それは当たり前すぎるというかHASUBO
YAさんの蓮根で作っても間違いなく美味しいのはわかっていましたからここ
はあえて「甘酢炒め」にしてみました。
◆蓮根の甘酢炒め2人前レシピ◆
蓮根200g(皮を剥き5mm程度の厚さに輪切り) ボウルに片栗粉を入れ
全体にまぶします。フライパンにごま油をひいて中火で熱し、片栗粉でまぶ
した蓮根を入れ薄く焼き色が付いたら、醤油・酢・砂糖を大さじ1、ごま油
大さじ1.5で作っておいた甘酢を入れ満遍なく混ぜたら出来上がり。
衣に付いた甘酢の甘さと蓮根の甘さが相まってご飯のおかずはもちろんです
が、酒のアテとしても十分活躍しそう。以前スーパーで買ってきた蓮根とは
全く別もので、モチモチした食感と蓮根の甘さは今まで食べてきたどの蓮根
より遥かに美味しいです。
やっぱり産地!誰もがそう思うはずで、今回食べた食感や食べ応えは直送に
限ると思います。
お料理が得意な方、是非色々試してみてほしいです。揚げて、煮て、炒めて
良し「HASUBOYA」の蓮根は美味絶品でした。
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