鹿児島県阿久根市
鹿児島県の北西部に位置し、人口約18,000名、亜熱帯の植物を育み温暖な気候を利用した農業や水産業が盛んな地域です。「阿久根うまいネ自然ダネ」を統一ブランドに、中でも「阿久根ボンタン」は全国有数の生産量を誇ります。ここ阿久根市で代々続くさつま芋農家さんが送ってくださった「じゃがいも」が主役なんですが、届いた箱を開けてみるとその大きさにうわっと声を出してしまうほど驚きのサイズだったのです。
代々でんぷん原料用のかんしょ(さつまいも)を生産してきた「けいごえ農園」さんでは、現在、芋作りに最適な肥沃な土地を活かしてじゃがいも生産をしています。
農園代表の慶越雅弘さんは幼い頃から父親から教わったノウハウや学生時代に培った知識を活かしながら自身の栽培技術向上を目指し、様々な作物生産にチャレンジしていますが、高齢化が進む中、慶越さんはじゃがいもの生産に力を入れながら若手育成にも尽力しており、母校の同窓会会長も務めています。
届いたじゃがいも、まずこのサイズに驚きました!小さいものでも普通のじゃやいもの1.5倍はあります。大きいものは1個あれば2人分のおなかに溜まるくらいの大きさ。
特徴は大きさもですが、皮が薄いこと。水で洗いながら強く擦り過ぎると皮も剥げてしまいそう。慶越さんから「じゃがバター」がお勧めですよ♪と聞いてましたので、早速蒸し器で約20分ほど加熱(串がスーッと通れば熱が入ってます)し、フーフーしながら薄い皮をはいで切れ目を入れたらバターをのせ出来上がり。
ホックホク♪♪♪
粘りすぎず、ざらつき感もなく「丁度いい」というのが素直な感想です。
口の中でまるで溶けてゆく様は飲み込むまでずっと美味しいんですね。それにサイズ感もあるからおなかに溜まりやすいです。
次にポテトサラダを作りました。
沢山いただいたし、ここは沢山作ろう!と意気揚々と張り切っていつもの3倍は作りました。
材料は至ってシンプルで卵(ゆでたまご)、キュウリ、スライスハム、マヨネーズのみ。
茹でたじゃがいもは思いのほか柔らかくて潰していくのも楽ちんでした。
出来立てのポテサラはやわらか~~いです♪粘る感じで舌の上をスイスイ滑るような滑らかさ。マヨネーズの酸味、ハムやキュウリのアクセントがじゃがいもの旨味を余計に引き立ててくれてます。沢山作ったものですから、ご飯よりポテトサラダだけでお腹一杯になりました。
「土を知る人から送っていただく」これ、正解と思います。なぜなら美味しい作物ができた場所から自慢の一品を直接送ってくれるから。家族の喜びは農家さんの元気の素!けいごえ農園さんのじゃがいもでお腹一杯になってみませんか。