心晴れ晴れと。やま喜のオイシイお米「日本晴(にっぽんばれ)」 滋賀県愛知郡愛荘町

「日本晴」

昭和38年に幸風(中新110号)とヤマビコ(東海7号)の交配によって誕生した品種で、

茎が強く、病気にも強いことから、関東から九州までの平地部で広く作られていましたが、今では滋賀県や山口県・兵庫県での生産が主で、全国合わせても3万ヘクタールくらいしかない今では希少な品種のひとつ。味はあっさり、噛むほどに甘みが感じられるお米なんだとか。随分前には滋賀県で作られる日本晴が食味ランキングの基準米として人気を博していましたが、コシヒカリやひとめぼれなど優れた品種が登場したこともあり、生産量は今ではごく僅かに。

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この日本晴を生産する滋賀県愛荘町の「やま喜」の小川さんは、自ら守っていきたいというお父様の言葉から一念発起。地元の活性化を願いつつ、家族を支えながら農業を志すようになったんだとか。

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やま喜さんの田んぼ付近の環境は、夏になると近くを流れる岩倉川ではホタルが舞い、また平成湧水百選に選ばれた「山比古湧水」を源に持つ宇曽川にも囲まれ、米作りに最適な豊かな土壌にも恵まれているため、農薬や化学肥料の使用も半分以下に抑えています。

 

日本晴、早速炊飯してみました。

 

いやぁこのお米随分懐かしい味がします。昔はこんなお米ばかりだったんじゃないでしょうか。あっさりしており適度に硬く、噛むほどにふんわりと甘さが引き立ってきます。yamaki_3

おそらく若い方が食べたら、近なお米もあったんだと思うのかもしれません。粘りや柔らかいお米が好みの方には合わないかもしれませんが、調べると関西エリアのお寿司屋さんでは日本晴をシャリに使っているお店が多いそうです。

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ということは手巻き寿司なんかにも合わせられるお米ってことではないでしょうか。

 

日本晴は「あっさり」でした。劇的な旨さではなく、庶民的なお米の基本を備えた品種といったところでしょうか。このお米、日本のお米の品種から無くなってはいけないと思いました。

 

ご注文は、買っちゃって王カートから。

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