一味も二味も違う!にんにくの名産地青森県田子町産「黒にんにく」と「切り干し大根」やまもと農産 -青森県田子町-

青森県三戸郡田子町
田子は「たっこ」と読みます。ここ田子町は青森県の最南端に位置し、にんにくの生産でとても有名な町です。2006年に東北初の地域ブランドとして特許庁から認定を受けるほど良質なにんにくが栽培されています。今回紹介する、やまもと農産さんが愛情を込めて育んだ安心・安全な「黒にんにく」と「切り干し大根」は、もちろん田子町産。この2つがどんな味なのか、確かめてみたいと思います。

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北奥羽山脈の山麓、田子町で大蒜(にんにく)と大根のオーガニック栽培をしているやまもと農産さん。2014年から農薬・化学肥料を使わない、安心・安全な健康田子にんにくと大根を栽培しています。栄養価が高く、コクや旨みがあるにんにくと大根は、「とても美味しい」とリピートも多いんだとか。代表の山本律夫氏で7代となり、60年に渡って農林業に携わってきたそうで、山本氏の父親が40年以上前ににんにく栽培を始めたそうです。

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現在、にんにくの栽培方法をより安全なオーガニック栽培にして、2008年より兼業農家から専業農家となり、奥様とお二人で作付けをしています。とにかく土作りにこだわり、動物性資材は一切使わず、緑肥を乾燥したものに米糠を散布し、えひめAI(乳酸菌、酵母菌、納豆菌、光合成細菌)を散布して、耕起を4~5回くり返し、土中発酵させ完了してから作物を植え付けるという徹底ぶり。もちろん畑には農薬や化学肥料は一切使っていません。

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みなさん「S-アリルシスティン」ってご存知でしょうか。にんにくのみしか含まれていない成分なんですが、なんと高血圧の改善や動脈硬化・心臓疾患の予防、認知症やガン予防にいいとされる成分なんです。また、悪玉コレステロールを激減させ、血液をサラサラにしてくれる効果もあり、身体が酸化をしていくのを抑制してくれる効果もあるんだとか。

気軽に食べることができる「黒にんにく」、山本さんがわざわざ一片ずつにしているのでとても食べやすそう。

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皮を剥いて食べてみましたが、フルーティでとにかくコクがあって甘い!山本さんによると糖度計で測ってみたところ、なんと平均糖度は40%といいますから、焼き芋の甘さと同じくらいです。これはすごい!食べては剥いてを自然と繰り返してしまいます。

次に切り干し大根。
この大根も、農薬・化学肥料不使用の畑で植物性資材を使って栽培され、大根を収穫洗浄後、化学製品でなく自然由来の「ほたて貝殻焼成パウダー」で除菌したあとカットし、乾燥させて仕上げました。奥羽山脈からの自然水で育った大根に、美味しさと栄養がたっぷりと凝縮された皮つきの切り干し大根なんだとか。

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普通は煮物にすることが多いと思いますが、そこをあえて作らず「サラダ」にしてみました。茹でなくてよいので簡単にできます。

「切り干し大根ツナサラダ」

《準備するもの》
・切り干し大根(15g)
・ツナ缶(70g)
・かいわれ大根(20g)
・マヨネーズ(大さじ2)
・白いりごま(小さじ2)
・マスタード(小さじ2)
・黒コショウ(ふたつまみ)

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切り干し大根はよく洗い、ボウルに溜めた水に30分ほど戻したらよく水気を切ります。
半分にカットしたかいわれ大根半分と、切り干し大根をボウルに入れて混ぜ合わせます。
次にツナの油漬けのオイルごと一緒に加え、そこにマヨネーズ、いりごま、マスタード、黒コショウを入れてよく混ぜ合わせたら完成です。

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切り干し大根とかいわれ大根のシャキシャキ食感がなかなかいいです。時折マスタードの風味とツナの風味が相まって、切り干し大根との相性もバッチリです。いつもの食卓に、パンに挟んで、ビールのおつまみにも合いそうです。

やまもと農産さんは「未来からのありがとうのために、自然にやさしい農業を実践」を掲げています。土に、自然に感謝しながら、日々実践と努力。そんな元気の源は、にんにくや大根なのかもしれません。

さて毎日「元気」、ご注文は買っちゃって王カートから。

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