「一麺入魂」気合の入ったラーメンはなんと緑色の麺であった! 麵屋 麺四郎 ー秋田県能代市ー

いやいやホントに久しぶりのラーメンのレポート。ちょっとした緊張感とワクワク感が入り混じり、数年ぶりのラーメンの登場にウキウキ!なぜときめくのかというと今から紹介するラーメンの麺は “な、なんと緑色“ なんです!

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お送り下さったのは秋田県能代市の「麵屋麺四郎」さんから。世界遺産白神山地の麓で育った白神ねぎの爽やかな甘みとシャッキリ感が効いたラーメンが定番でモチモチ、つるつるの自家製麺、味噌や醤油、味噌豚骨などのスープとの相性もよく地元の常連は勿論、店主自らが販売専用の車でわざわざファンが待つ遠くまで出かけたり、イベントに参加したりと麵屋麺四郎のラーメンを求め、遠くからも来店する方もいるんだとか。

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ではなぜそんな人気店なのにわざわざ「お取り寄せ」を開始したのかというと、お店で提供しているラーメンには白神ねぎを必ず盛り付けたラーメンの上に載せるそうなんですが、その白神ねぎは冷涼な気候で育つこともありとても甘く、ねぎ特有の香りも手伝って、麺、スープの引き立て役として欠かせないんだとか。ではその白神ネギを麺に入れ、製麺したらどうなるのかやってみたところ、これが意外なことにねぎの旨味と甘みが合いまって美味しかったそうで、しかも画像でもお分かりのように「緑」!この発見に斬新さを感じた買っちゃって王スタッフもたまらずお取り寄せをしたってわけです。

 

それもそのはず、九州の大分にオフィスがあってラーメン店だけでものすごい数の店舗がありますし、少し足を運べば豚骨ラーメンの聖地福岡にわざわざ食べに行く連中もいるほど。無類のラーメン好きが多いこともあって、地方のラーメンは気になりますし、まして今回麵屋麺四郎さんの麺が緑色なんて、普通はあり得ないですから、注文してみたわけです。

 

さてこのラーメン、お店直送ということでお店の味そのまんまが届きます。スープは味噌豚骨、麺は白神ねぎを練りこんだ縮れた中太麺です。

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沸騰したたっぷりのお湯に麺を入れ3~5分ほぐしながら茹でます。スープは袋ごと4分ほど湯せんして温め、どんぶりに入れます。(お好みの具材を入れると、一層おいしく召し上がれます)

 

 

さてとまずは一番気になる麺から・・・

まるで茶そばをイメージさせる緑色の麺。茹でてる途中に1本食べてみると、普通じゃありえないネギの香りがフンワリ。

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湯煎したスープを器に入れ。お湯をきった麺、市販のチャーシューと作っておいた煮卵をトッピング。先にスープを飲んでみると“あっラーメン屋のスープ”とすぐにわかります。そりゃそうですよね、ラーメン屋直送なんですから。

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味噌の味がやや強めで、濃さとまろやかさはいうことなし。追いかけてくる生姜の風味、野菜からなんでしょうか、スープの輪郭に自然の甘さも感じ取れます。それに豚骨特有の風味が実にうまくバランスが取れていて、濃いめの豚骨ラーメンのファンなら好みの味です。

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さてそしてお待ちかねこの麺、ズズッと口に入れ何度かモグモグ・・・ツルツルモチモチの食感の中にネギの香りが広がります。

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ネギだからなんでしょうけど、ニンニクにも近い感じもしますから、よくラーメン屋さんに置いている磨り潰したニンニクはもう用無しです。それに縮れた麺がスープを持ち上げてくれて、コクのあるスープとホントによく合います。こりゃうんまいわ!

 

“替え玉ください”と言ってしまいそうなくらいこの麺は美味しいです。いやこの麺とスープのバランスじゃないと美味しくないかもしれません。また食べたいと思わなければラーメン店で生計を立てるのは難しいといいますが、このラーメンはリピートしたいですね。インパクトはあるし、美味しいし、皆さんもぜひ経験してみてはいかがでしょうか。

 

御注文は買っちゃって王カートから

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