全国有数の雑穀産地岩手県二戸市の農家直送「いなきび」「紫黒米」-田口農園-

「祖父が開墾した土地を守りたいという意志から、中学2年の頃に農家になろうと思いました」そう語るのが今回お送り下さった岩手県二戸市の田口農園の田口拓実さん。農業高校を卒業してすぐに跡を継いだんだそうです。私がよく聞くのは、実家が農家で跡を継ぐかどうかというのは、社会経験をした数年後に父親と一緒に農業をするというのが一連の流れといいますか、少しは外に出てちがう空気を吸ってこいみたいな田舎の風習みたいのがありましたが、田口さんは仕方なくやっているのではなく、最初から決めていたというのですから、これからの農業の支えになってもらいたいですし、また農業を始めたいという方に自信となってほしいですね。
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さて、お送りくださったのは「いなきび」「紫黒米」の2つ。田口さんの畑がある岩手県二戸市は国内屈指の雑穀生産で有名なところで、いなきび、エゴマ、紫黒米や野菜を生産しています。寒暖差が大きい稲庭山の麓で育った作物はどれも自然の甘さが魅力で、これからもいろんな作物の生産にチャレンジしていきたいそうです。
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いなきびはタンパク質を多く含み、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも豊富に含まれています。
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カリウムは白米の約2倍、鉄分は白米の約3倍、食物繊維も白米の約3倍、ビタミンB類は白米の約2倍含まれています。いなきびのタンパク質には血液中の善玉コレステロール(高密度リポタンパク質)の濃度を顕著に高める効果があって、この善玉コレステロールには動脈硬化症の予防や血栓の防止効果などがあります。
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食べ方は至って簡単で、お米1合に対し、大さじ1杯のいなきびをお米と一緒に炊飯するだけ♪お米を洗うときに、いなきびも一緒に洗い、あとはいつも通りでOK。

さてその味は・・・・
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“プチプチ”のアクセントがいいです。いつものご飯が優しい感じになって、ふわっとした味わいともっちりした自然な甘さが食欲を増進させてくれます。
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鮮やかな色合い、ここも楽しめていつもよりたくさん食べてしまいそうです。

紫黒米は米の表面に 攻酸化物質のアントシアニン(ポリフェノール)を蓄積して濃い黒紫色に見えますが、中は普通のお米と同じ色なんです。カリウム、マグネシウム、リン、ビタミンE、ビタミンB1など 体にうれしい栄養素がたくさん!白米に比べてミネラル分が豊富で、食物繊維も多く含まれています。昔から薬膳料理としても親しまれ、不規則な食習慣の改善にもオススメなんだとか。
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食べ方はお米1合00に対して紫黒米大さじ1の割合でOKなんですが、お米を洗ったら、紫黒米は洗わずそのまま大さじ一杯を研いだお米に入れて炊飯してください。

味はどう?・・・・
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見ためは赤飯みたいですが、一口、口に入れると仄かな甘さが広がって、粒の食感が心地いいです。
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お米のモチモチ感と紫黒米が交互にいいところをぶつけ合いながら喉の奥を通り過ぎるとき、箸で持った次の一口がすぐに口の中へ。これなら毎日食べても平気♪
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健康は自分から作るもの。
いつものご飯にプラスするだけで彩りもよく、栄養満点!見た目も華が出て、ボリューム感もあって、さらに“美味しい”!たくさんの可能性を秘めた今回の2つは、「生産者と消費者の意思が共有できる農家」を目指す田口さんの思いが込められたもの。
サッとお米に混ぜて炊くだけで、体の中から健康に、綺麗に!

ご注文は、買っちゃって王カートから。

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