毎日美味しいお米だったらいいですよね!なかの牧場 -新潟県新発田市-

何度も食べてきましたが、新潟のお米ってハズレがないのが不思議。スーパーやデパート、お米屋さんに行けば新潟県産米は必ずありますが、どの地域まではわかっても、だれがどんな場所で、どんな作り方をしているのか、そこまで詳しく表記したお米はそうはないと思います。「今日のお米は何処の?」「新潟しか書いていないけど、だれの田んぼで作ったんだろう?」なんてこと、あるんじゃないでしょうか。

 

何度もお米のレポートをしてきましたが、やはり生産者がわかるってことは安心しますよね。弊社Afnポータルサイト内の『買っちゃって王』では産地は勿論、生産者がどんな場所で、どんな作り方でお米を栽培しているのか、わかるものしかレポートをしていませんが、今回紹介する新潟県のお米は、いつもとちょっと違いました。

nakano_1

「循環型農業」この言葉、最近よく見るようになりました。自給自足と似ていますが、お米栽培に必要なもの、すなわち田植えから稲刈りまでの間、水や肥料に至るまで「自社栽培のもの」を使い、それを通年に渡り循環させる環境にやさしい農業のこと。

 

今回お送りくださいました新発田市の「なかの牧場」さんは、自然豊かな田園風景が広がる新発田市菅谷地域で、60頭以上の乳牛を飼育しながら米作り農業を営む農家さん。環境にやさしい循環型農業を行っており、乳牛の糞やお米の籾殻を混ぜた堆肥を米作りに使い、また、この堆肥を使って育てた牧草や飼料用トウモロコシを牛に与えています。

nakano_2

元々は米の専業農家だったそうですが、50年ほど前から酪農を始め、美味しい牛乳を提供するために日々牛たち一頭一頭に愛情を注ぎ、健康な生育をサポートしながら、ストレスに敏感な牛が快適に過ごせるよう、換気をして新鮮な空気を循環させ、自然に近い環境で酪農を実践。定期的な牛舎の清掃や生乳出荷時の衛生管理が行き届いていることから、安心・安全な牛乳を提供する「クリーンミルク生産農場」にも認定されているそうです。nakano_3

酪農を営みながら、有機質の肥料を用い、化学肥料と農薬の使用量を削減した米作りも力を入れており、農薬と化学肥料の使用量を50%以下に抑えた特別栽培米は地元でも美味しいと評判。精米では色彩選別機を通すことで、不良米、異物の混入をできる限り減らし、2011年に新発田地域農業振興協議会主催による「きたのえちごの金賞米コンテスト」では、応募総数161点の中から金賞米として選ばれています。今後は有機栽培にも挑戦するそうです。

 

さて循環型栽培で育ったなかの牧場さんの「コシヒカリ」いかなるものか。これから食べてみたいと思います。

nakano_4

茶碗の隣にお漬物だけあればいい、もうそれで十分。おなかを満たすついでのご飯ではなく、完璧にメインになってもいいほどの芳醇ないい味を醸し出しているお米であることがわかります。色、艶、粘り、ハリのある硬さは申し分なく、年が明けた時期なのに甘さを感じるのはやはり育ちがいい米処の証拠。これが竈や、土鍋で炊いたら、もっと美味しいはずです。

nakano_5

優しく漂う芳醇な香り、美味しいから飽きない・・・お米はこうでなきゃ。やはり新潟なんでしょうか、品質の高さといい、旨みといい、ズバ抜けています。どうでしょう、思い切ってお米を変えてみては?

 

ご注文は、買っちゃって王カートから。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です