今回ご紹介するのは、新鮮ぴちぴちな富山湾のお魚たちです。
地元富山の方は新鮮という表現を「キトキト」と言いますが、まさにその通りの極上の鮮魚をたっぷりいただいちゃいます。
富山湾は、能登半島が形作る広大な湾の中で暖流と寒流がぶつかり合い、北アルプスからミネラル分豊富な水が注ぎ込むため、様々な魚が生まれ、育つ「天然の生け簀」と呼ばれています。
富山湾で棲息している魚は、日本近海に棲息する約3,400種のうち約600種にものぼるんだとか。
厳選されたお魚をお送りくださったのは、新鮮な富山の魚のみを扱う「山本鮮魚店」さん。東京都心から約40キロ西の多摩丘陵エリアにある、全国的にも希少な、富山湾の新鮮な魚だけが並ぶ鮮魚店です。
1987年創業のとやまフーズが、2015年に現在の山本鮮魚店に店名を変更し、30年の実績が保障する確かな品質とサービスで、地元住民に愛さているのはもちろん、遠方からのリピートも多く四季を通じた富山の海の幸は大人気。
現在、山本鮮魚店さんは通販展開にも力を入れており「うまく捌けないからサク(刺身用ブロック)で欲しい」「大口注文ではなく一人前だけ欲しい」「自分で魚を捌いてみたい」などありとあらゆるご注文に応えてくれるのも素人にとってはとてもありがたいこと。3枚におろせないなんて方、美味しい食べ方がわからないって方、案外多いのでは?
さて、今回頂いたお魚たちは
◯中メジマグロ(小型の本マグロ、4kg級)
◯サワラ(皮付き)
◯ミシマオコゼ
◯ホウボウ
なんという豪華な並び!
これが捕れたて新鮮な状態で届くなんて贅沢でたまりませんね。いずれも鮮度落ちが早いお魚のようで、そんなお魚でも抜群の透明感を保ったまま届けてくださいました。どのようにして食べようか心躍ります♪
同封で入っていた「とやま魚図鑑」なる、山本鮮魚店さんお手製の富山のお魚一覧が、ユニークな解説と合わせて載っていて、お魚への興味関心がそそられます。包装もとても丁寧で山本鮮魚店さんの思いやりを細部まで感じられます。
では、早速おいしく頂いちゃいましょう!
まずは、ミシマオコゼとホウボウを王道の刺し身で頂きます。
日頃食卓で見ないものなのでとても気になっていたお魚たちです。
ミシマオコゼはフグのような身質でプリプリコリコリ。お口の中がとても楽しい♪
煮付けや唐揚げにしても間違いなくおいしい。
ホウボウの身は柔らかく、臭みも少ないのでとても食べやすいです。艶みのある触感で舌触りがほんとにGood!
ずっと食べてたいくらいおいしい(笑)
お次はサワラ。
こちらはバーナーで炙っていきます。ジュージュー!と脂ののった皮の炙れる音と共に、
炙りにかけた瞬間ブワッと広がる美味しそうな芳醇な香り。一気に食欲がそそられ、テンションが上がってきました。
口の中に運んだ瞬間、香りが強いこと強いこと。
噛みしめるたび、旨みと香りが広がり、ほろりとしたマグロのような食感でとてもおいしいです。
最後に、中メジマグロは大分の郷土料理「りゅうきゅう丼」に。と思ったんですが、りゅうきゅうに使う魚は主にアジ。
せっかくのマグロをアジの切り身のように細かくしてはもったいない・・・そこで味付けはりゅうきゅうということで「りゅうきゅう風」に。
タレに漬けておいたマグロの切り身を、アツアツのごはんの上にのせてウハウハ♪とっても贅沢な気分♪
これはうまい!ずっしりとした身に旨みが詰まっていて、ご飯をかきこみます。
今回学んだのは、お取り寄せしたお魚でもこんなに新鮮でおいしい状態で食べれるのか!というところですね。
コロナコロナで遠くにも出かけられず、おうち時間が伸びてる今だからこそ、富山湾の豊かな味わいを感じる新鮮なお魚をお取り寄せして、ちょっぴり贅沢してみませんか?