「てげうま」って宮崎の方なら必ずわかる方言で「すごく美味しい」っていう意味。
今回我が家にお送りいただいたのはとっても明るく元気一杯の宮崎市内できゅうり専門農家の「里の華村」さんから。地元でも美味しいと評判の「てげうまきゅうり」を紹介します。
「きゅうり」って決して主役じゃないけれど、サラダやキムチの中によ~く見かけるあのシャキシャキ食感のお野菜。実はそのきゅうり「宮崎県が生産量日本一!」なんですよ。
長年産地のいろんな食べ物のレポートを書いている私も全然知らなかったから、日本一って教えてくれたのがお送り下さった里の華村さんからなんです。
就農しておよそ8年、2020年に国際水準GAPへのステップアップに活用できるように作成されている宮崎県独自の認証制度「ひなたGAP」を取得し、「安全・安心なきゅうりを生産すること」を大切にしながら、日々作業に励んでいますが、そんな中宮崎大学を中心に多くの学生さんたちと一緒に学びながらきゅうりを作っているんだとか。
そもそもきゅうりってあって当たり前の感じがしますが、実はきゅうりって100キロカロリーあたりに含まれるカリウムがナスの約1.5倍、ビタミンKがレタスとほぼ同じ、ビタミンCはトマトの約1.26倍、食物繊維がキャベツとほぼ同じという健康に優れた栄養が含まれていてミネラルも実に豊富。また不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれ、食物繊維は善玉菌のエサになり、善玉菌の増殖を促進させてくれるから腸内環境の改善にとても役立ってくれます。「大腸の水分を吸収して便を増やす」「ぜんどう運動を促進させ便の排出をサポートする」などの効果があるんですよ。
さて噂の「てげうまきゅうり」さっそく食べてみたいと思います。
まずはそのままヘタをカットして手に持ってそのまま口へ運びパキパキッ、ムシャムシャ・・・うわっすんごい水分!
さすが収穫仕立てのきゅうりだけあってめちゃくちゃ瑞々しくて美味しいです♪これはそのまま食べるのもいいけれど、時々私が酒のアテにしている「きゅうりとツナのサラダ」を作ってみたいと思います。(おかずにもなりますよ!)
準備するのはきゅうり3本、ツナ缶1、めんつゆ(2倍濃縮タイプの場合大さじ1)、マヨネーズ(小さじ2)、ごま油(小さじ1/2)、鶏ガラスープの素(小さじ1/2)
※それぞれ味の濃さなど好みがありますので調味料等ご自分に合う量でお試しください。ツナ缶の油に味がついていますので油を切らずにそのまま使います。きゅうりは斜め薄切りにし小さじ1/2を入れて混ぜて5分ほど置きザルに移し水で塩気を洗い流したらきゅうりの水分をよく絞り、そこへツナ等調味料を入れてよくかき混ぜたら完成です。
これ、ビールによく合うんですね。ツナの旨味とマヨネーズが手伝ってきゅうりのシャクシャク食感がたまりません。
おかずにもなるし少し多めに作っておいてサンドウィッチやパンに挟んでもいいと思います。
次に「天ぷら」
へぇぇ?って思うでしょ?ところが天ぷらも意外と美味しいんですよ。
3等分にカットし、それを縦半分にカット。あとは天ぷら粉にまぶして衣がサクッとなるまで揚げるだけ♪
サクサクの衣の下のきゅうりはシャクシャクと音を立て、塩気と相まってとても美味しいです。ジューシーさも感じながら、ビールで流し込む。これ最高!
きゅうりってもしかしたら主役にもなれるんじゃないかな?今回お送りいただいた里の華村さんのきゅうり、皮にハリがあってとにかく瑞々しくて正に「てげうま」の名にふさわしいきゅうりでした。お漬け物にサラダに、てげうまきゅうりを!
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