「あざみ」をご存知だろうか。
あざみはキク科の植物で、まるで針山のような赤紫色の花が特徴で、触るとトゲに刺されて傷つき驚くというアザムが名前の由来なんだとか。国内のあざみは約60種類もあって主に本州・四国・九州で自生していますが、これから紹介するのは沖縄県最西端の与那国島で無農薬で育てた「イリオモオテアザミ」を使い、麺やお茶にした加工品です。
お送り下さったのは那覇市で建築会社を経営する入稲福社長様から。元々ご出身がが与那国島で、建築会社を営む傍ら、故郷の与那国島の過疎や耕作放棄地の現状を打開しようと農地開拓に取り組み、健康に優れる機能性があるあざみに注目した入稲福社長は、粉末にしたあざみを麺に練り込んだものや『西薊茶(さおけいちゃ)』というお茶の製造を行い、「全国へとあざみのよさを知って美容や健康に役立てていただきたい」と自社のホームページなどでPRをしています。
ここで絶対知ってもらいたい「あざみ」の効能をご紹介します。“食べながら健康”をぜひ意識していただきたいと思います。
あざみは古くから利尿・解毒・止血・強壮薬として月経不順や子宮筋腫、鼻血などによいとされる成分があることで薬用としても注目を浴びてきました。むくみや血圧などを改善する「カリウム」が豊富で、血糖値の上昇を抑制したり、血液中のコレステロールの低下にも効果があるとされるようです。天然のミネラルを含む無農薬栽培のイリオモテアザミ。その天然のパワーを練り込んだ麺とお茶を美容や健康にお役立てください。
まずは「麺」から紹介したいと思うのですがやはり沖縄といえば「沖縄そば」でしょ!ということでクラシルさんのレシピを参考に出汁や醤油、調理酒を用いて作ってみました。
まるで日本そばを思わせる色ですが約3分ほど麺を茹で、作っておいたスープにラフテー、かまぼこをのせ、沖縄そばらしくなったところで麺を“ふぅ~ふぅ~、ズッズズズ~♪”いやいやこの味ですよ、さっぱりしていて・・・あっそうそうスープじゃなくて麺がメイン。
コシが強くてモチモチ♪ごく普通になんの抵抗もなく、普段の食事の感覚で食べられます。
少しはなんか匂ったり、食べにくかったりするのかなっていう意識はあったんですが、そんなの全然なくて、暑い日はそばのように食べても全然いけると思います。
次に「西薊茶(さいけいちゃ)商標登録第5858756号」
八重山列島の固有種のイリオモテアザミ。与那国島では古くから薬膳として食べられてきたそうです。太陽の光を沢山浴びたあざみを煮物にしたり、和え物にして食べていると思います。カリウム・カルシウム・マグネシウム・ポリフェノールなどの栄養素が含まれ、高血圧や夏バテ、むくみ、便秘、お酒や甘いものが好きな方にお勧め。
1袋1~2ℓの沸騰したお湯を注ぎ、お好みの濃さで飲みます。私は冷まして冷蔵庫で冷やして飲んでみました。
特に嫌な匂いや苦くて飲みにくいということはありません。口に入れるとほんのりと軽い甘さが心地よく、毎日飲んでも簡単に飽きることはないと思いました。温でも冷でも季節を問わず続けられ、体調に良変化があれば「あ~飲んでてよかった」になるのではないでしょうか。
南国から届いたイリオモテアザミの加工品。初めてのレポートだったので少し緊張しましたが、レポートが終わって思ったことはこれしかありません「美味しく健康に!」与那国島
の幸は心も体も喜びますよ!
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