「希少な国産レモン」
国内のレモンの生産は非常に少なく、レモンの殆どはアメリカやチリから輸入されたものって知ってます?国内で消費される88%ものレモンが輸入されてきたもので、 国内のレモンの生産はわずか12%しかないことから国内生産のレモンはとても希少。レモン入りのジュースや酎ハイ、お菓子などに使われるレモンの殆どが国外から輸入されてきたものということになります。今回柑橘栽培が盛んな広島県大崎上島町産のレモンを紹介しますが「皮まで食べられる」安心・安全な爽やかな国産レモンです。
お送り下さったのはレモンをメインに柑橘栽培の果樹農家「イノ鹿農園」さんから。大崎上島町は橋のかかっていない離島のひとつで、通勤や通学・お出かけするときの唯一の交通手段は船に乗ること。島の日常の一部で、島内で暮らす方は当たり前なのかもしれませんが、キラキラ輝く瀬戸の海を眺めながら、潮風を感じながらの移動って憧れますよね。
さてそんな海に囲まれた島でレモンは生産されていますが、レモンは柑橘の一種ですのでグリーンから自然と黄色になっていきます。「グリーンレモン」といわれるのは早熟のレモンのことで主に9月から11月くらいのもので、気温が下がり始めると徐々に黄色くなっていきます。画像を見てわかると思いますが、届いたのが10月の終わりということもあって濃い緑からやや薄い緑になっていて寒気が進むごとに黄色く色づく前のものです。ミカンなどの柑橘も同じで極早生といわれるミカンは酸味が強く青々していて徐々に黄色くなり、早生から完熟となっていきますのでその現象と同じことがレモンにも起こるわけです。
イノ鹿農園さんの育てるレモンは露地栽培によるもので、露地で栽培されたグリーンレモンはビタミンがとても豊富で、美容や健康を意識されている方に大変お勧め。またワックスや防腐剤を使っていないから「皮まで安心して食べられる」んですよ!だからドリンクやスイーツ作りにも安心して使えるわけですね。
早速輪切りにしてみましたが、その香り実に“爽やか~~~”です。弾ける香り飛び散る酸味という表現がピッタリと思います。フレッシュなレモンの果汁を少し舐めてみると“うはっ酸っぱいけどめちゃくちゃ美味しい!!”レモンが好きな方、酸っぱいのが得意な方ならこの爽やかさは癖になるはず。
レモンティに使ってみました。浮かべたレモンと紅茶の香りが入り混じり、爽やかな匂いが顔中を包み込みます。口に含むとレモンの爽やかな香りと酸味が紅茶の香りに負けじと引き立ちながら、喉の奥へと運ばれていくのです。強すぎない酸味、華やぐ香りからキラキラ輝く太陽の光に包まれすくすくと育ったレモンが潮風に揺らぐ様を想像させてくれました。
スライスしてレモン鍋に、レモネードに、お菓子に、イノ鹿農園さんのレモンはお勧めですよ。すっぱ爽やかをお試しあれ!
お買い物は買っちゃうナビカートから