スーパーに並ぶレトルトカレー。今やその数はかなり多く、メーカー以外でも某有名ホテルで提供されているものから、田舎のこじんまりした食堂の素朴で家庭的なカレー、そうかと思うとカレーの本場インドのものなど多種多様です。昔食べていたボンカレーの味がついつい懐かしくも感じることがあります。
よく箱のデザインが購入のきっかけになったと聞きます。これはある意味当たっている気がしますが、今回紹介するカレーは箱を見るとカレーの画像ではなく、お店の写真が。
なんとも落ち着いた雰囲気で、そこが美味しいカレーへの入り口とすれば、お洒落な感じのお店のようですし、素材・製法にもかなりのこだわりがあるのでは?と推測。
お送り下さったのは和歌山市の「イゾラベーラ」さんから。市内十番丁にお店を構えるカフェ&カレーショップさんで、お店の名前はイタリア語で「美しい島」という意味。最高のロケーションとゆっくりとした時間が流れ、カレー屋というよりカレーレストランの雰囲気。お昼時は満席のときが多いのだそう。一番人気はもちろんカレー!なんとカレーもご飯もおかわり(1回)できちゃうそう!きっとそれだけ美味しいからおかわりもできるんでしょうけど、それにしても“おかわり”ができるなんて羨ましい。
しかもイゾラベーラさんのカレーは通常の倍量の国産牛肉を使い、じっくりと手間をかけています。まろやかで奥行きがあり、スパイスが香り、一度食べたら病みつきになるらしいです。
さてイゾラベーラさんのカレー、いただいてみたいと思います。
クリーミーなルーが口の裏側を包み込んだ瞬間「まろやか、素晴らしいコク!」食べ始めたこの時点でレトルトの次元を超えているとはっきりとわかります。何せ自宅でカレー粉を買ってから作るカレーと全然違いますから、こういうカレーをきっと「本格的」というのでしょうね。決して強いスパイシーなカレーではなく、まったりさと旨みが絡みつく感じでいながらカレーらしさを表す一番大切なスパイシーな部分もあります。あとから追いかけてくる辛さやコクではなく、一口目からコク・旨み・まろやかさが一度に実感できるから凄い。
それにゴロゴロ入ったお肉の多さ、これは圧巻!もの凄いインパクトでありながら当然柔らかく、ホロホロと噛まずに溶ける感じになってます。飲み込んだあと、また次の一口が欲しくてすぐに口へ運んでしまいます。「これ一杯じゃ足りそうにない」とまだ二口目なのにそう思うほど、鮮烈なインパクトが頭にインプットされた瞬間でした。気になる「スパイス」これをサッとカレーに振りかけマゼマゼ・・・
「うわっもっと美味しくなっうちゃったぞ!」スパーシーさがグッと上がって、豊かな香りがたちまち広がります。ご飯に合う本格的カレー、これはもう癖になります。
お腹を満たしてくれるカレー。どうせ食べるのなら「本格的」なカレーがいいに決まってます。一度でもまずいカレーに当たると二度と食べたくない!!だとすれば私が食べたイゾラベーラさんのカレーは手軽に食べられて美味しいから・・・・・頼んでみる価値アリ♪
ご注文は、買っちゃって王カートから。