みなさん、干し芋というとどんなイメージをもっているでしょうか。私の中では田舎の保存食で、おやつやお茶のお相手といったところですが、伝統ある干し芋を古めかしいイメージから一新し、これまでと違う販売方法で躍進中の農家さんの干し芋をこれから紹介したいと思います。
「ほしいもBASE TAKASHIMAYA」とても農家さんとは思えないこの屋号!そして、画像の赤い建物は収穫した芋を貯蔵するための倉庫なんだとか。私はこの倉庫の画像を見るやワクワクした感じになって、バイクや車の部品があるピットと思ったんです。オーナーの黒澤さんは、もともとバイクの販売業に携わっていたことがあったそうで、今から5年前一念発起。干し芋屋を創業し「カッコよさ」を注入することで、他とは違った販売方法を取り入れているようです。
どちらかというと端っこ的存在だった干し芋を、表舞台へと輝かせる斬新な販売方法で躍進中の「ほしいもBASE TAKASHIMAYA」さんの干し芋とはいったいどんなものなのでしょうか?
送られてきた干し芋は3種類。真っ黒の箱がカッコよくて、全く干し芋のイメージを感じません。黒澤さんが作る芋は「紅はるか」で、甘さはもちろん、ねっとり感が特徴の品種。こだわりの生産方法で、天日干しではなく冷風乾燥機でじっくり乾燥させることで甘さが引き立ちます。今までのお茶のお供的な干し芋が、冷風乾燥機を用いたことで半生のような食感のスイーツ感覚で食べる干し芋へ見事に大変身。
味はもちろん、食べやすさにもこだわった干し芋。これから食べてみたいと思います。
干し芋 紅はるか ゴールド(丸干し)
カップに入っているから手に持ったまま歩きながらスナック感覚で食べてもよさそう。
手で摘まんでモグモグ…ねっとりの中に芋の旨み、そして追いかけてくる甘さがたまらない!
溶かしたチョコやアイスクリームでディップして食べてもいいかも♪
干し芋 紅はるか レッドシングル
これは柔らかい!一人で食べてしまうのはもったいないですね。
友達同士で家族でつまみながらおしゃべりも弾みそう。トースターで軽く炙って食べるとウマさも引き立ちますよ!
干し芋 紅はるか ホワイトシングル(平干し)
形も揃っていることから贈答品として人気なんだそう。
これまたねっとり柔らかくて、ご自分へのご褒美に、お世話になったあの人にもきっと喜ばれそうな干し芋です。
干し芋は変わった!そう思うのは私だけではないと思います。「ほしいもBASE TAKASHIMAYA」さんの干し芋は、努力と工夫の2つがよく現れています。美味しいのは当然、食べる側にこともよくわかっていらっしゃいます。安心して美味しく、そして何よりみんなが笑顔で食べることができる干し芋がここにあります。