酸味と甘さのバランスは今までで一番でした！塩田を開墾して育てた「山口秋穂トマト」浜青江とまと農園 -山口県山口市-

私は今、トマトを食べています。フルーツトマトではなくどこから見ても普通のトマトなんです。手に持ちそのままかぶりつくと、もはや言葉が出ない。こんなに夢中で食べたトマトは子供の時以来で、トマト2個を休むことなく食べ終え、明日も明後日も食べようと心に誓ったのでした。

お送り下さったのは山口市秋穂（あいお）の浜青江とまと農園さんから。山口市秋穂は山口県の南部、瀬戸内海のほぼ中央に位置し、温帯性の温暖な気候で、豊かな自然が残される静かな町。その昔、製塩業や回船業が盛んで県内外との交流が活発に行われていたそうです。

浜青江とまと農園の園主藤田さんは、ここ秋穂の温暖な気候とかつて塩田だったミネラル分の多い土壌で育てたトマトは人気が高く、購入した方の殆どはリピートなんだとか。

塩田を開墾した農地で育った地域ブランドトマト「秋穂トマト」。届いた箱を開けると「これは間違いなく美味しいな」ということが一目でわかりました。トマトの中央から放射線状に広がるスターマークと呼ばれるラインが見えるからなんですが、特に甘味が増して成熟した証なんです。

そして手に持つと実の丸く張った部分が締まって硬く、ずっしり重い！これだけ確認できれば十分美味しく中身に隙間なく実が詰まっている証拠です。しかもミネラル豊富な塩田だった場所でしっかり管理され作られる秋穂トマト、人気のはずです。

既にこのレポートを書く前に我慢できず食べてしまいましたが、味わってみてすごくバランスが取れていて、甘さと酸味が口の中で丁度いい位置なんですよ。

そして果肉から溢れかえるジューシーさはもうたまりません。正に「まるごと美味しい」最高のトマトとの出会いでした。

ミニトマトもいいけれど、秋穂のトマトもなかなかの味わいで、旨味がぎっしり詰まっています。食べて満足、また食べたい・・・そんなトマトでした。