生黒にんにくを麺に練り込んだ新感覚麺「鬼黒麺」かぐや農園 -青森県弘前市-

「麺」

ラーメン、蕎麦、うどんなど常習的に麺を食べる文化が息づく私たち。白いご飯と違い、スッと箸で持ち上げた麺をズズッとすすり、それを数回繰り返す。器に残る最後の麺を食べ終えたときの満足感は誰もが味わった経験があるのではないでしょうか。

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さてその麺は実に多くの種類があって、太いもの細いもの、スープに合わせたもの、粉にこだわったものなど様々ですが、これから紹介する麺はなんと生黒にんにくを麺に練り込んだという身も心も温めてくれそうな、はたまた健康志向の方にもお勧めな感じがするオリジナル麺です。

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お送りくださったのはりんご生産や日本三大桜の名所で有名な青森県弘前市の「かぐや農園」の吉田さんから。かぐや農園は最新の特許製法により農薬・化学肥料を一切使わずにんにくを生産していますが、なんと「残留農薬ゼロ!」もともと栄養価の高いにんにくが安心して食べられるよう手間暇をかけ育てられていることもあって、地元は勿論、独自栽培で育てたにんにくの人気は右肩上がり。そのにんにくをじっくりと燻製してできた黒にんにく、これから食べてみる生黒にんにくを練り込んだ「鬼黒麺」、個包装した「生にんにくスティック」は健康志向者向けに開発した期待のオリジナル商品のひとつ。

 

黒にんにくを生産する業者が多い中「麺に練り込む」という考えはあっても、使用する粉類、黒にんにくを練り込む分量、一番肝心な香りや食感に仕上げるまでの時間と労働力が課題。

かぐや農園の吉田さんは「生黒にんにくをもっと手軽に気軽に、そして美味しくに食べることができれば」とその思いを掲げ、地元の製麺会社「藤幸製麺」に生黒にんにくを麺に練り込みたいと製造を依頼。藤幸製麺さんは地元で生産されるそば粉を使った麺やうどんやそばの麺作りは勿論、自社直営のラーメン店も人気で、試行錯誤を経てプロ監修のもと完成したのが藤幸製麺×かぐや農園のコラボ「鬼黒麺」なるもの。

 

「おそばのようで、おそばではない!?」

画像で確認ができるように見た目は蕎麦そのもの。この麺には栄養価バツグンの生黒にんにくが5g練り込んでいて(一食120g)一日に必要なにんにくの栄養をしっかり摂取できるんです。すなわち私たち日本人が愛してやまない麺の仲間が新しく誕生したといっても決しておかしくない。

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津軽地方で食されている「ざる中華」

茹でた麺をざるに上げ冷水で冷やして締め、それを麺つゆにつけて食べる「ざる中華」。

そば麺ではなく、いわゆるよく目にする小麦の麺をまるでお蕎麦の様にしてよく食べられているんだとか。買っちゃって王は九州・大分県にありますからざる中華に似た冷たい麺といえば夏になるとよく食べる冷麺かつけ麺くらい。気軽に食べることができそうですから私もざる中華を作ってみたいと思います。

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沸騰したお湯に約3分。ゆであがった黒鬼麺は茹でる前と違い鮮やかに色見を増し、見た目はホント「蕎麦」。麺つゆに浸しズズッと吸い込むと・・・・・

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うんまい!つるつるの食感と共に広がる黒にんにくの仄かな香りは、これまで食べてきた麺に決してなかった味わい。それにこれは見た目、食べ方は蕎麦のようですが、普通に「麺」であるということをここではっきり言っておきます。それにしてもツルッとした口当たり。ほんのりと香り立つ黒にんにく、これぞ新食感!

 

「ちょっと試してみた」

実は園主の吉田さん、ラーメン通!様々なラーメンを食べてきたそうですが、その中で一番感動したのがお酒を呑んだ後博多で食べた豚骨ラーメンだったんだとか。豚骨特有のコクのあるスープに投入するおかわり麺の替え玉を始めて経験した吉田さんは、地元に豚骨ラーメン屋さんが少ないのを残念がっていましたが、これより買っちゃって王(試食レポート)ではこの鬼黒麺で豚骨ラーメンにチャレンジしてみたいと思います。

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さすがにスープは自宅で作れない。そこで市販の豚骨ラーメンのスープを使うことに。

40年以上の歴史を誇る「サンポー焼豚ラーメン」の麺を「鬼黒麺」にチェ~~ンジ♪

3分ほど茹でた鬼黒麺をスープに投入し、付属の香り油と紅ショウガも勿論同時に入れます。

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よくかき混ぜて、さてどんな味なのかズズズッ・・・おやおや、これはこれはWELLCOME!
豚骨スープにかき消されることなく、ツルツル食感、ほんのり香る黒にんにくは健在。

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まさか豚骨スープに合う?なんて思う方もいると思いますが、これ合いますよ。しっかりスープも麺に絡んで相性は悪くないです。そうそう焼豚ラーメンの麺、そのまま残すなんてせず、ちゃんと「替え玉」としていただきました♪

 

「この麺を食べて」

「鬼」という文字がなぜだか目に入るつるつるシコシコ独自の食感の鬼黒麺。雪国の温かさを感じ取ることができる時間を過ごしたわけですが、鬼も美味しいと笑うほどの絶妙な味であった?!ことは間違いありません。それと食べ終えて「焼きそばにしたらどうだろう?」と思ったりしたんですが、わざと麺を焦がした「日田焼きそば」もアリかも?

 

さぁお取り寄せしてみて!いろんな食べ方で鬼黒麺をお試しあれ。
お買い求めは買っちゃって王カートから

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