寒くなると鍋に欠かせないネギ。薬味やラーメン、炒め物などに活躍するネギにもいろんな種類があって、産地によってサイズやその味に随分差があったり、収穫時期等で随分違いもでてきます。皆さん、ここのところの物価の高騰で(2024 12月現在)こんなに高いの?って驚いている方も多いと思いますが、私はこう思うんです「中間を通して販売されるネギよりは、採れたてに限る」と。
買っちゃうナビではこれまで生産者が作ったいろんな食材をレポートしてきましたが、実はネギは初めて。今回お送り下さったのは山形県庄内平野のほぼ中央に位置する三川町のナチュラルファーム合同会社さんから。通夜の寒暖差が大きな場所で育てるネギは白く、甘く、ネギ独特の香りが立ち地元でも人気なことから「甘々(あまあま)ネギ」として今や地元以外でも全国へ向けネギの販売をしています。
酒飲みの私は早速いただいたネギを焼き鳥(ネギ間)に使ってみました。脂身の多い柔らかいモモ肉を食べやすいサイズにカットし、肉と肉の間にネギを挟みコンロで焼き上げます。
味付けはシンプルに塩胡椒のみ。
肉の旨味とこのネギからあふれる甘さを纏った旨味とアツアツに熱せられたネギの水分がジュワッと口に広がり、即ビールで流し込む。肉・ネギのトリプルの美味しさはもう格別です。凄く甘くて毎晩食べたくなりそう。
◆一口メモ◆
ネギは包丁の使い方によっても味は変化します。包丁を奥から手前にひいて切ると、甘みが出て、手前から奥に押して切ると辛みが出やすくなります。甘いものは火を通す料理に、辛味の方は薬味にといったところでしょうか。
次に冬の定番「鍋」
鍋で煮ると余計にその味は変化します。我が家では1cm程度の斜めに包丁を入れ箸で持ちやすいサイズにしたものを使います。
粘る食感、出汁との相性も抜群!いつもとの違いは何といってもネギの甘さ!今までスーパーのネギばかりでしたが、雪が積もる寒い地域のネギの素晴らしさを味わった瞬間でした。
下仁田、深谷といった有名な産地のネギもいいけれど、山形の「甘々ネギ」も最高に美味しいですよ!
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