茶碗の上は雪のごとし。その味、みずみずしく芳醇。くろべえの八木ヶ鼻舞い -新潟県三条市-

「新潟県三条市下田郷八木ヶ鼻」

ここには稲作の神様が宿るという。景勝八木ヶ鼻を望むこの地には、稲作の神様が祀られた八木神社があり、古くから地域の人々に親しまれてきました。境内には名水に指定された清らかな水が滾々と湧き、またハヤブサの繁殖地としても知られています。山間部では旧石器時代に起源をもつ昔ながらの米作りの技術があり、この地に暮らす人々とともに米作りは今も盛んに行われています。

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ここ下田郷八木ヶ鼻から我が家に送られてきた希少なコシヒカリが今回の主役。生産者の「くろべえ」さんは豊かな自然を活かした、昔ながらの栽培方法によりJAS認証コシヒカリ『八木ヶ鼻舞い』を生産しています。

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この地域は県内有数の豪雪地域で、春になるとミネラルを含んだ雪解け水が水田に注がれ、田植えが終わるとそこら中からカエルが鳴きます。昼夜の寒暖差が激しいため、病気になりにくい逞しい稲が実をつけるんだそう。また収穫後、「はざかけ」にこだわり、何日もかけゆっくりと天日によるお米の乾燥を行うことで、一粒一粒の旨味が強くなり、完熟した美味しいお米に仕上がります。

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『八木ヶ鼻舞い』食べてみました。

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お米を研ぐ際、ザルでゴシゴシ洗いすぎないよう、手の平で軽く擦るか撫でるよう優しく研ぐ程度で十分(この説明が難しい・・・とにかく雑にしないこと)素早く水を変えながら3~4回洗います。炊飯時はできるだけお米の味を損なわないよう、水道水を使わず冷蔵庫で冷やした市販のペットボトルの水を使い炊いてみました。

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茶碗に装うと、まるで雪のごとく純白そのもの。そこから芳醇な香りが鼻を掠め、一口分を箸で持ち上げると粒がキラキラを輝きを放つ様子が伺えます。口に入れ数回動かすと、ふっくら、モチモチ、そして実に甘い!白く美しく、粘り、旨味、飲み込むまで続く甘さ。他に言いようがないんだけど、とにかく「美味い」んですよ。当然ここまで美味しいとおかずなんているはずもなく、2,3分で一杯を平らげました。

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自然に寄り添い、自然の力を最大限に引き出したコシヒカリ「八木ヶ鼻舞い」。そこには安心と安全、自然由来の味があります。また食育の一環として、地元の保育園の給食米として採用されているそうです。

 

丁寧に丁寧に作られた『八木ヶ鼻舞い』。きっと満足していただけると思いますよ。

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