北海道の恵みたっぷり 天皇陛下献上菓子平成三十年御来道「ピコリータ」ドルチェヴィータ -札幌市清田区-

 

美味しいお菓子との出会い、年にいくつあるでしょうか。幼い頃から世代を超え伝えられたものだったり、お客様や友人に間違いなくお勧めできるものだったり、ばったり入ったお店のものが美味しかったり。その中ネットが普及し、老舗のものやウワサのものが今や当たり前のように地方のお菓子を手に入れることができるようになりましたが、今回紹介する逸品は「天皇陛下献上菓子」のひとつ。素材の宝庫北海道の小麦と発酵バターを使ったしっとりフィナンシェ「picorita(ピコリータ)」です。
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お送り下さったのは札幌市清田区美しが丘のDOLCE VITA(ドルチェヴィータ)さんから。送られてきた焼菓子ピコリータのこと、パティシエの安孫子政之さんをご紹介します。
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安孫子さんは北海道の小麦粉「はるゆたか」で知られる江別製粉がご実家。私自身も江別製粉さんが製造する小麦粉を使うお店をいくつか知っているんですが、粉といえば江別製粉というほどその信頼は確たるもの。安孫子さんは神戸や関西の有名菓子店で修業を積み重ね1995年に「お菓子の店ドルチェヴィータ」をオープン。
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おいしい空気、清らかな水、豊潤な大地で育つ道産小麦の魅力を知り尽くし、自ら作るベイクドスイーツは小麦は勿論、卵、バター、砂糖まで原材料を北海道産にこだわり、丁寧に作られるスイーツの数々は特徴があってどれも人気。2017年札幌スイーツコンペティショングランプリ受賞、同年全国菓子大博覧会中小企業庁長官賞受賞などの経歴があり、その翌年にはこれから紹介するピコリータが天皇陛下献上菓子に選ばれました。
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なんか食べる前に目の前のピコリータを見てるだけで緊張(汗)天皇陛下がお召し上がりになられたんだよね、これ・・・
北海道産小麦と発酵バターを贅沢に使って焼き上げた見た目も可愛らしいピコリータ。サクっと噛んだ瞬間、溶けだすバターの香りが鼻を抜け、しっとりの中にふわりと小麦の香りが広がると同時に、素材ひとつひとつの特徴が秒速で伝わり「あ、これ間違いない」になります。しっとりほんわか♪それでいて昔ながらの素朴さも感じ取れる素晴らしいフィナンシェです。
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2018年8月5日、天皇皇后両陛下のご臨席の下、「北海道150年記念式典」が行われました。お帰りの空港に向かわれる途中、両陛下が御休憩・御昼食のため清田区役所にお立ち寄り下さった際、召し上がられたのが今回紹介した「ピコリータ」。この味、食感、お取り寄せをして是非皆さんにも食べてみてほしいですね。

お買物は買っちゃって王カートから。

 

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