今回紹介するトマトは、今まで食べてきたフルーツトマトの中で「最も甘く、強いコク、皮の薄さ」に特徴があって食べやすく、一度食べたら「病みつき間違いなし」のトマトでした。
レポートを書く前からこんなに興奮するのって久しぶりで、インパクトが強いミニトマトとの出会いだったわけです。
このミニトマト『スウィートプリンセス』といって、長野県上田市のかぐやふあーむさんが生産したミニトマトです。「温泉酵素野菜®」という地元の大塩温泉と発酵済みの酵素を使ったオリジナル堆肥により「土壌にも人にも負担にならない」栽培で育てているそう。
温泉かぁ・・・なぜ温泉なんだ?という謎めいた不思議さから少し調べてみました。というのも、これだけ甘くて食べやすいミニトマトができるルーツというか根拠というか、そこを確かめたかったんです。だって買っちゃうナビのある大分県って湯量日本一の別府温泉がありますから、そりゃ気になるってもんです。
大塩温泉の源泉の温度はかなりぬるめの35度。ほとんどの温泉宿では加温され、夏はプールに入るくらいで丁度いいんだとか。ラジウム含有で様々な効能があるとされ、脳卒中や高血圧改善の名湯として知られています。その昔、武田信玄の家臣である大塩氏に発見され、傷ついた武田勢の将兵が治療をしたそうです。
かぐやふあーむさんは大塩温泉を利用し、厳選したこだわりの材料で自然発酵した酵素風呂を主体とする「温め健康サポートサロンkagu*ya」さんが営むトマトや加工品を生産する事業のひとつなんです。設立のきっかけとなったのは先祖代々守り続けてきた大塩温泉が寂れるのを目の当たりにしたこと。なんとか復興しなければと強い意志を持ち、食べることの大切さを後世へと伝えるべく地域資源を使った、ここならではの野菜を作ろうと一念発起。
kagu*yaさんの酵素風呂からでる廃棄を「もったいない」という思い気持ちから試行錯誤を繰り返す中、土にも人にも負担にならないオリジナル堆肥が完成。そこへミネラルが豊富に含まれる温泉を使う栽培が始まり、ここで誕生したのが『スウィートプリンセス』です。
際立つ甘さに、濃厚なコク。目をつぶりポンと口に入れられてもトマト?とわからないかもしれません。今まで北は北海道、南は沖縄まで沢山のトマトを食べてきましたが、ここまで感動したトマトは初めて。だから食べてみてほしいんです。私と同じで「病みつき」になるかもしれません。
さてもう一つ、このトマトの甘さと旨味を活かした「かぐやのしずく」という万能調味料。
添加物は一切使わず、乳化剤も使っていないのでよく振ってから使います。千切りにしたキャベツの上にシャバ~ッと振りかけたら間髪入れずそのままお口へ・・・・
ムシャムシャ、おっ?こ、これは!!「まるでナポリタンを食べているかのよう」そう、あのスパゲティの味がそのまんま伝わってくるではあ~りませんか。酸味、トマトの風味、そして甘味の中の爽やかさは完璧です。これはとりあえず何にでもかけたくなっちゃいそう♪
農薬も化学肥料も使わない、地球に人にやさしい野菜作り。温泉から食べることの大切さ、健康へと結びついた「温泉酵素野菜®」登録商標を取得した野菜なんて初めて遭遇しました。
冒頭ではあまり詳しく紹介できなかった「スウィートプリンセス」の味、詳しく説明すると・・・・・
まず深紅の赤い楕円状のミニトマト。普通甘くするのに極限まで水を与えすストレスをかけた育て方をする場合が多いんですが、その逆でストレスを与えない方法で育てているんです。一粒を口に入れ噛んでみるとパキッとすぐに弾け、そこからあふれる劇的な甘さ!
パキッという感じこそ鮮度がいい証拠で皮が薄いということと、噛んだ瞬間からとてもトマトとは思えない、なにかお菓子?新種のゼリー?という感じ。
というか一つ食べたのにもうすぐに手に取ってるし。そうですね10秒に1個のペースってこのことかな「やめられない止まらない」(どっかで聞いたフレーズだけどその通り)です!だってお菓子みたいにすぐ口に入れてしまうんですもの、すごいんですよとにかく。
どうです?皆さんもぜひ食べてみませんか。きっと病みつきになりますよ!
お買い物は買っちゃうナビカートから