大人も子供も「このお漬け物おいしいね!」よしの漬物人気3種 有限会社吉野商店 -千葉県市原市-

子供の頃、小学5年生くらいだったと思うのですが、おやつの代わりや口寂しさを紛らわすためにいただくのは「沢庵とお茶」という、何とも凄い田舎育ちの私。沢庵に飽き足らず、高菜や大根の漬け物があれば、自分でお茶を淹れテレビの前に座り「ズズッ、あ~」と一服。今考えればませていたガキだったんだなぁと思いますが、そもそも周りは田んぼと山と川しかない環境でしたから「あるもので食いつなぐ」ということが当たり前で、ケーキやアイスクリームはおやつではなく、とても高価なご馳走でした。

41957_1

ご飯に漬物、酒のアテにもよく合うお漬け物をこれから紹介するわけですが、ここで一言「これはうまい」と即座に記憶に残ったお漬け物ということを先に触れておきます。

 

お送り下さったのは千葉県市原市の有限会社吉野商店さん。千葉県内のイオン全店でも販売されていて、イトーヨーカドー、マルエツ等数多くのスーパーや高速道路のサービスエリア、道の駅にも数多く出品しています。お漬け物に使用される野菜は主に千葉県の契約農家さんが生産したもの。特に「胡瓜スタミナ漬」は昭和51年創業からのロングセラー。野菜の旨味を活かした季節の野菜がふんだんに使われ、独自の味付けで製造されるお漬け物は県内を中心に関東圏はもちろん人気のお漬け物です。

 

到着したお漬け物は「胡瓜スタミナ漬」「からし菜漬」「やまいも醤油漬」の3つ。まず胡瓜のスタミナ漬から食べてみたいと思います。

 

「胡瓜スタミナ漬」

41957_2

ほどよいサイズの胡瓜を噛むと、たちまち広がる出汁の効いた程よい塩味とその奥からはピリッと辛味が広がります。

41957_3

まるで我々日本人が好む旨味の塊を胡瓜に封じ込めたかのようで、ふた切れ目を口に入れた瞬間「ビール欲しい」になります。そしてしばらく軽く続く唐辛子の辛さから、次々と手が伸びてしまい、気づくとほんの数分の間に6切れも食べていました。旨味と余韻のハーモニーはいったん食べ始めると、箸を止めるのが難しいほどハマる漬け物です。

 

「からし菜漬」

41957_4

葉の部分から茎までカットするサイズは様々と思いますが、私は細かく切ったからし菜をご飯の上に載せ、絞ったカボスを振りかけたら箸でお米全体に満遍なくかき混ぜて食べるのが大好きです。

41957_5

柔らかい葉からはジュワッと漬け汁が口の中で溢れます。シャキシャキした茎、葉の双方から、からし菜特有のツンとした豊かな香りが口の中に広がり、あっさりさっぱりの漬け汁が丁度いい塩梅で、味が濃すぎないから食べやすいです。ご飯やお茶請けは勿論、チャーハンの具材に使っても案外合う気がします。

 

「やまいも醤油漬」※使用山芋は青森県産

41957_6

サクッ・・・咀嚼4〜5回目には山芋の粘りがトロ~リ。美味しさの決め手は優しくまろやかな醤油味!

41957_7

ご飯と山芋との相性がよくて、これ一切れでご飯を2、3口いけそうです。当然ながらお酒にも合うのでシャクッ&ネバ~を確かめてみてほしいです。

 

吉野商店さんのお漬け物を食べて「日本人でよかったぁ」と再び思いました。白いご飯、お酒にドンピシャで、高いお肉や高級魚の刺身とは違う日本人の舌に合うアテはお漬け物なのかもしれません。

 

御注文は買っちゃうナビカートから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です