北海道だからできる「雪室低温熟成雪町コーヒー」 天野珈琲 -北海道札幌市-

「コーヒー」

気持ちの切り替えをしたい時、食後の一息、来客時など、コーヒーの存在は欠かせないという方は多いのではないでしょうか。いろんなシーンで一服の代わりにお気に入りのコーヒーを一杯。今回紹介するコーヒーは「味も香りもいつもと違う」はずで、「こんなコーヒー飲んでみたい!」ときっと思うのではないでしょうか。

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お送り下さったのは札幌市の天野珈琲さん。「ご家庭で楽しめる新鮮で香り高いスペシャルティ―コーヒー」をコンセプトに2013年に開業、世界中から厳選した高品質の珈琲豆を取り寄せ、「北海道らしいコーヒー、北海道でなければできないコーヒー」を追求。品質の高い珈琲は、地元をはじめ全国のいろんな方に飲まれています。

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「雪町コーヒー」
北海道と言えば極寒、雪国を思わせます。天野珈琲さんは、雪を利用したなんとも斬新なコーヒーの製造を行っているんです。北海道の豪雪地帯・沼田町の雪の貯蔵施設「雪室(ゆきむろ)」で、1500時間以上低温熟成させ完成するという『雪町コーヒー』。冷温で貯蔵することでマイルドな風味の中に熟成し、甘い香りが引き立つんだとか。確かにそうかもしれません。随分前ですが、北海道から送られてきた雪室に保存したジャガイモを食べたことがあるんですが、これがまた栗のように甘くてとても美味しかったんです。雪の下に埋めて冬を越させる和寒の越冬キャベツも、シャキシャキでとても甘いですし、同じような原理でコーヒー豆を雪室で貯蔵すれば当然味や風味に変化があってもおかしくない。要するに化けるわけですね。

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雪室は一定の温度湿度を保つことができる性質があります。天野珈琲さんでは、この雪室に高品質の「アラビカ種」を1500時間以上貯蔵し熟成させるそうです。アラビカ種は産地により微妙に違いがありますが、風味が豊かで酸味もしっかりした豆で、焙煎すると香り・苦味・甘味が引き出される国内で最も多く扱われているコーヒーです。

 

雪町コーヒー、どんな感じなのか興味津々!早速いただいてみたいと思います。

 

既に箱からコーヒーの香りがしていて、なぜかうっすら甘い香りが鼻をくすぐります。この時点で期待できそうな雰囲気。

 

ミルを使い豆を挽き、フィルターの側面にお湯がかからないよう「の」の字を書くように注ぎ、30秒ほど蒸した状態にし、再び適量のお湯を注ぎます(1杯10g)90~95℃がドリップで淹れる適温。飲む時は少し冷まし約68~70℃が美味しい飲み頃)

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カップに鼻を近づけ、ゆっくり吸い込むとインスタントや缶コーヒーには絶対にない甘く引き立つ香り。

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口に含んだ瞬間「これは正解!」低温貯蔵したせいなのか重さのないスーッとした酸味と苦味が軽やかに広がって、とても飲みやすいです。一言で表すとすれば「マイルド」そのもの。香り高く、それでいて飽きることもなく、すぐに「もう一杯」となってしまいました。

 

コーヒーっていろんな意味で深いですねぇ。専門店で飲むのもいいけれど、北海道ならでは雪国の自然を利用し、美味しくさせた「雪町コーヒー」。甘い香りにあなたも誘われてみませんか。

 

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