とまと好きの
とまと好きによる
とまと好きのための
とまとをお届けしたい
わくわく感をトマトにのせて…
兵庫県稲美町より
まるでリンカーンのあの有名な演説を思わせるこのフレーズ。私の脳裏に突き刺さったこの言葉を放つトマト農家さんのことを知りたくて、みなさんにも知ってほしくてトマトのレポートをしたいと思います。
お送り下さったのは兵庫県の中南部、加古川と明石川に挟まれた印南野台地に位置する阪神地区のベッドタウンでトマトを続ける「とまとや中村阮(げん)」の中村さんから。先のフレーズからかなりのトマト好きで、研究熱心で、トマトに人生を賭けていることが想像できますが、これから食べる「プチぷよ」は誰もが記憶に留まる最高のトマトです。
農家としてまだ3年というのに地元は勿論、お付き合いのあるスーパーでこのトマトはすぐに売り切れてしまうほど有名で、2019年 兵庫県ハウストマト立毛品評会にて「農林水産大臣賞」受賞するなど、稲美町期待のトマトです。
中村さんはクリーンなトマトハウスで「プチぷよ」の他「ぜいたく」という2つを生産していますが、プチぷよはミニトマトでぜいたくは大玉。どちらも甘くて風味がよく美味しいため、子供のおやつとしてとても人気なんだとか。
画像で確認できると思いますが艶やかでまるで赤ちゃんのほっぺのよう♪また見た目からサクランボを連想してしまうほど。またかなり皮が薄いため一般の流通ではとても傷つきやすく、見かけることはない珍しいデリケートトマトなんです。そして注目すべきは糖度9~11度!なのに程よい酸味とコク、余韻が残る風味も抜群。
さて私もその味、経験してみたいと思います。
トマトを指で触ると鮮度のよさがはっきり。そしてきらびやかに輝きを放つ薄皮を見れば見るほど「これサクランボ?」と思ってしまいますが、口へ穂織り込んで穂と噛みで「うわっ美味しい♪」溢れる果汁からトマト本来の風味が溶けだしたその瞬間・・・あれ。甘い!
今度は甘さがすぐに表れるんです。そして飲み込むまで永遠と甘さが広がって、すぐにもう一粒手が伸びてしまいます。それと食べるのを邪魔しない超薄い皮のおかげで、甘いコクのある旨味を最後まで味わえるのも特徴です。せっかくですから同じオフィスにいる全員に食べてもらいましたが「甘い」「食べやすい」「子供に食べさせたい」という声でした。
小さい頃からトマトが苦手、トマトだけは勘弁って方、さぞかし沢山いらっしゃることでしょう。ここは騙されたと思ってこのプチぷよを食べてみてください。「これは旨い!」となるかも?です。
隠れたところにやっぱりあった!新発見で新感覚なのが今回食べたプチぷよ。
トマト好きにはもうたまらなく、トマトを食べない方もトマトが好きになるかもしれません。期待を裏切らないプチぷよで抵抗力・免疫力UPにもぜひお役立てください。