ホントにあわび似の食感「幻の黒あわび茸」-小林きのこ園- 長野県中野市

きのこの生産量がトップクラスの長野県中野市。特にえのき茸は全国一位の生産量を誇ります。当然ながらきのこの生産が盛んな地域ですから、生産者にはそれぞれこだわりがあり、生産方法や新製品の開発に力を注ぐ専業農家さんだって存在します。ここ信州中野市から送られきた「黒あわび茸」が今回の主役なんですが、この食感といい、いろんな料理に合わせられる嬉しさといい、たちまちファンになりました。

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お送り下さったのは信州中野市のきのこ専業農家の小林きのこ園さんから。先に紹介した中野市生産NO1のえのき茸も生産していて、黒あわび茸は昨年から販売を始めたそうです。

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きのことしては珍しい黒!特徴はなんといってもその食感にあります。黒あわび茸はヒラタケの仲間で、もともとは高温多湿の亜熱帯地方で採れるきのこの一種。中国南部や台湾などで栽培されてきたものが取り寄せられ、国内での生産が始まったのはまだそんなに遠くありません。kobayashi_kinokoen_3
傘は大きく肉厚!歯触りがしっかりとしていて、断面の形やその歯触りからアワビを思わせる事から「黒あわび茸」と呼ばれるようになったんだとか。

では早速食べてみたいと思います。あ、そうでした、椎茸のようにあの特有の香りはしませんので、椎茸が嫌いな方でも大丈夫です。

繊維に沿ってカットし、バターで炒めてみました。
口に入れて噛んだ瞬間「ぬおっ何コレ!」アワビとよくいったものです。本当にアワビにも似たシャクっとした歯触りが実感できますが、決してアワビのように固くありません。

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そこはやはり「キノコ」なんですが、贅沢な食感が楽しめることは事実です。椎茸とは似ても似つかず、歯ざわりと食感を楽しみながら食べるのがこの黒あわび茸ではないでしょうか。

次に天ぷらにして塩で食べてみました。
やや大きめの黒あわび茸を大きく口を開け一気に“ガブリッ”炒めたのと違いあの独特なシャクシャク感が音を出すかのように口いっぱいに響きます。

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「もう感動しいかないです。あ~これこれ、ビール飲みたい・・・」気づいたらあっという間に食べ終えていました。

これぜひ食べてほしいですね。きっと「えっおいしい」になりますから、きのこのイメージが変わるかもしれませんよ。パスタや炒めものなどに、ご自分のレシピに付け加えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

お買い物は、買っちゃって王カートから。

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