今回紹介するのは、栃木県北東部にある那珂川町の小川南農産物直売所の「お米与一米」
那須与一という幼い頃から弓の腕が達者で、平家物語に記される扇の的を射抜く話が非常に有名な平安時代末期の武将からとって名付けたお米が今回の主役です。
与一米(コシヒカリ)の美味しさの秘密は、野地田(泥田)と呼ばれるミネラル豊富な水田のおかげ。無駄にタンパク質を蓄えす、水を始めとする管理に気遣って減農薬で育てているんだとか。
食味値が82点以上という驚異の数値は、米所で有名な新潟の魚沼出身者も驚くほどの旨さです。
さてこの「食味値」は近赤外線分析機で、「アミロース」「タンパク質」「水分」「脂肪酸度(玄米)」の4つの成分を測定し、食味方程式により食味値を出します。味値は、100点満点で表し、数値が高いほど美味しいお米になります。国内では、60~65点が標準になっていて、70~80%の人が美味しいと認められ70点以上で良質米とされます。与一米は82点以上の数値だから香り、旨味は他のお米より何倍も美味しいという明らかな証拠となります。
小川南農産物直売所では、お米以外に地元で獲れた野菜や豆なども、地元の農家さんと一丸となって販売もしていますが、お米を購入したリピーターの多くは、お米屋さんのお米の何倍も美味しいという評価があるほど。
安ければいい、有名なお米の品種だから間違いないという考えが、如何に産地や圃場で違いがあるのか浸透してきたように思えます。
では、私も食べてみましょう。
炊きあがりは申し分なく、ふんわりとお米の香りが台所を包み込んでしまうほど。炊飯器を覗くと真っ白で一粒一粒に艶があることが確認できます。
さて今夜はどうやら美味しいお米にありついたようです。
一口・・・ やっぱり正解!
このお米は香りよし、旨味よし、飲み込むまで本当に旨い。米はやっぱりこうじゃないと駄目ですよ、本当に。粒がはっきりしていてどんなおかずにも合う。リピーターが多いのが食べながらよ~くわかりますね。
さて、このお米。お求めは買っちゃって王カートから。
毎日食べるお米は安心・安全な生産者がわかる寒暖差のあるいい土壌と水、空気に恵まれているところに限りますね!