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素朴で懐かし、布一屋御煎餅司の「かた焼煎餅」

Posted by kanri on 2011年5月2日 in 和菓子 |

今回紹介するのは、奈良県の丁度境目にある大阪府東大阪市の石切参道商店街の中の煎餅屋さん。
石切参道は古代から「人の魂が集まる神々の山」とされ、役行者や行基が修行の場としてきた生駒山系。また「できもの」の神様で有名な石切神社をはじめ、古くから栄えてきた大阪・生駒の観光スポットのひとつです。その石切神社へと続く参道沿に、かた焼煎餅で有名な「布一屋御煎餅司」さんがあります。

送って下さった煎餅は一目見ただけで「手焼き」であることが確認できます。

届いた煎餅はゴマと青のりの2種類があって、通常スーパーでよく見かける煎餅より若干厚め。袋から取り出してみると・・・。普通はない煎餅の食べ方が袋の裏になぜか書いてある。よく見ると「かたいため歯にご注意」!そう!それだけ「硬い」ってこと。

しかもその食べ方なんだけど一枚の煎餅を手に持ち、もう一枚の角を手に持った方にうち当てる。

確かに両手で割れないんです。(めっちゃ硬い!)

カッチ~ンと2、3回叩きつけるとパリッと4~5等分に割れます。これでホッ・・・。

さてさて、いよいよ食べてみることに。

あっあれ~~~なかなか噛み切れない!
欠片なのになかなか割れそうにないので力いっぱい噛むとやっと「パキッ」という音とともに口に放り込めたんです。あとはめいいっぱい噛んでポリポリという歯応えがお口の外まで響いてしまいます。

で・も・この煎餅は実に香ばしくて美味しい。
一端食べると確実に癖になっちゃいますよ♪ゴマ、青のりの両方とも実に香ばしく、どこか懐かしい。おそらく若い連中が食べたら帰って新鮮に思うはずです。乾パンより硬く確かに歯の弱い人には口の中で柔らかくなるまでひと苦労。
でもその味はさっぱりしていて甘ったるさはなく、お茶に浸けて召し上がるお客様もいるそうでその昔、伊賀の忍者の非常食とも言われてきたんだとか。

布一屋さんは昭和元年、初代店主が現在地の石切神社参道で菓子小売店を創業し、以来85年もの歴史ある老舗。
今回食べたかた焼煎餅は昭和27年に考案し、昭和41年に二代目に引き継がれ、現在の三代目もその伝統を受け継ぎ、創業当時と変わらぬ独自の味を守り続けているのです。

さて皆さん忘れてはいけない、なくしてはいけないものに私自身出合った気がします。
一枚一枚丁寧に焼かれた「かた焼煎餅」は硬いからいいんだとさえ言われ、自然で素朴な味は今日も焼かれています。是非この味、「硬いけど美味い」を味わって下さい。

御注文は
電話:072-981-3245
大阪府東大阪市東石切町1丁目7-58
布一屋

または買っちゃって王カートをご利用ください。

 

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